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なぜディスカウントストアの商品は安いのか?解説します


皆さんはディスカウントストアで買い物をしたことはありますか?

利用したことがある方はご存知かと思いますが、スーパーやコンビニと比較すると商品の価格がかなり安く設定されていますよね。

ディスカウントストアは食料品や日用品、衣料品など様々な商品が販売されており、近年では食料品の販売に特化したお店が増えているそうです。

では「なぜ」商品を安く販売することができるのでしょうか?

色々と調べてきたので解説していきたいと思います。早速見ていただきましょう。

目次

ディスカウントストアとは?

バーゲンセールの写真

ディスカウントストアとは様々な商品を低価格で販売している小売店のことを指します。

食料品の販売に特化した店舗や医薬品の販売に特化した店舗など、各店舗によって様々な販売方法があります。

例えばみんな大好き「ドン・キホーテ」やイオングループのスーパー「ザ・ビッグ」、「ディスカウントドラッグ コスモス」などは全てディスカウントストアに当てはまります。

参考 ディスカウントストア コトバンク

なぜディスカウントストアの商品は安いのか?

豚の貯金箱の写真

結論から申し上げますと以下の通りになります。

・商品をメーカーから直接仕入れている

・現金支払いが多い

・畜産・水産コーナーにおける人件費の削減

・商品の陳列における人件費の削減

それでは上から順番に詳しく解説していこうと思います。

商品をメーカーから直接仕入れている

段ボールの写真

ディスカウントストアで販売されている商品はメーカーから直接仕入れられています。

お店がメーカーから商品を仕入れる際には問屋(卸売業者)を2社程度挟む場合がほとんどですが、ディスカウントストアではそれらを一切行いません。

ではなぜディスカウントストアは問屋を挟まないのか、その理由は問屋を挟めば挟むほど仲介料(中間マージン)が発生するからです。

こうすることで会社の出費が減りお金に余裕ができるため、結果商品を安く販売することに成功しています。

いや~、すごいですねえ。(語彙力)

※近年ではプライベートブランドの開発にも力を入れているそうです

現金支払いが多い

支払いの写真

キャッシュレス決済が主流の現代ですがディスカウントストアではそれに対応していない店舗もあります。

日本のキャッシュレス決済の普及率は諸外国と比べると低いですが利用者が着々と増えているのは事実。導入しないのはもったいないですよね。

ではなぜ現金支払いが多いのか、それはメーカーからの仕入れを現金で行うからです。

仕入れを現金で行うことでメーカー側は貸し倒れのリスクが無くなります。一方お店側は現金で確実に仕入れを行えるためメーカー側は料金を少し安く設定してくれるそうです。

つまりwin-winの関係ですね。

畜産・水産コーナーにおける人件費の削減

豚肉の写真

ディスカウントストアは畜産・水産コーナーにおける人件費の削減に成功しています。

スーパーの畜産・水産コーナーに行くと店員さんが肉や魚を調理している様子が確認できますよね。

ですがディスカウントストアにはこれらを調理するスペースがなく、商品だけ並んでいることも少なくありません。

つまりディスカウントストアの商品が安いのは、調理スタッフを雇う人件費を削減しているためであることが分かります。

お店に並んでいる商品はメーカーから直接仕入れた商品かプライベートブランド商品(またはその両方)ということですね。

商品の陳列における人件費の削減

段ボールに入った野菜の写真

ディスカウントストアは商品の陳列においても人件費を削減しています。

ディスカウントストアは商品を陳列する際に普通の棚ではなく段ボールを切り取って棚代わりにしていることが多いです(店舗にもよりますが)。

棚に商品を並べるとどうしても陳列に時間がかかってしまうことがありますが、棚代わりにした段ボールであれば切って並べるだけなので短時間で終わらせることができます。

畜産・水産コーナーでは調理スタッフを、食料品コーナーでは陳列スタッフにかかる人件費を削減しているということですね。

余談ですが僕の住まいの近くにあるディスカウントストアではこの陳列方法が取られていました。

まとめ

メモを取っている写真

なぜディスカウントストアの商品は安いのか解説させていただきました。

今回紹介させていただいた内容をまとめると以下のようになります。

・問屋(卸売業者)を仲介しないことで安く商品を仕入れられる

・仕入れを現金で行うことで安く商品を仕入れられる

・調理・陳列スタッフにかかる人件費を抑えることで商品の価格を安くすることができる

今回の記事は以上となります。

ご覧いただきありがとうございました。

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