日常生活を支えているコンセントとプラグ。
これらを無くして現代を生きることはできない。そう言っても過言ではないでしょう。
ここで質問なのですが、皆さんはこの2つの違いを説明できますか?
完璧に説明できるかと言われたらできない…となった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はコンセントとプラグの違いについて詳しく解説させていただきたいと思います。
早速見ていただきましょう。
目次
コンセントとプラグの違いとは?
先ず最初にそれぞれの違いについて軽く紹介しておきます。
コンセントとプラグの違いを簡単にまとめると、次のようになります。
・コンセント=壁に付いている2つの穴
・プラグ=電化製品のコードの先に付いている2本の棒
かなり雑な例えになってしまいましたが(笑)、なんとなくイメージできるのではないでしょうか。
挿す方がプラグ、挿される方がコンセント、と覚えるのも良いかもしれませんね。
余談ですが僕は挿す方も挿される方もコンセントだと思ってました(;’∀’)
コンセントとは?
コンセント(プラグ受けともいいます)とは壁に付いている2つ穴のことを指し、基本的にプラグが二つ挿せるようになっている場合が多いです。
コンセントには安全に利用できる電流の上限(定格電流といいます)があらかじめ定められています。
これを超えてしまうとブレーカーが落ちてしまい、最悪の場合火災を引き起こすこともあります。
また、コンセントには数多くの種類が存在し、穴の形で違いを見分けることができます。
具体的にはゲームの充電などに使われる単相100Vコンセント、エアコンなどを動かすための単相200Vコンセント、工場などで用いられる三相200Vコンセントなどが存在します。
出典 電気設備の知識と技術
プラグとは?
プラグ(差し込みプラグともいいます)とは電化製品のコードの先に付いている棒のことを指し、コンセントと同様に数多くの種類が存在します。
プラグにもコンセントと同様に定格電流が定められており、その数字は先端部分に記載されています。
プラグとコンセント、違いがあるのに間違われているのはなぜ?
プラグとコンセントは全くの別物ですが、間違った使い方をしている方が多いです。
例えば「プラグを挿す」と「コンセントを挿す」の違いです。何故間違った使い方をしている方が多いのでしょうか?
答えは・・・調べても見つかりませんでした(すみません)。
「プラグを挿す」と「コンセントを挿す」。心なしか「コンセントを挿す」の方が言いやすいような・・・
もしかすると言いやすいという理由で間違って広まっていったのかもしれません。
まとめ
コンセントとプラグの違いについて解説させていただきました。
今回紹介した内容をまとめると次のようになります。
・コンセントとプラグは全くの別物
・コンセントは「挿される」側、プラグは「挿す」側
・コンセント・プラグ共に数多くの種類が存在する
・コンセント・プラグ共に安全に利用するために電流の上限が定められている(定格電流)
・「プラグを挿す」が「コンセントを挿す」と広まった経緯については不明
「コンセントを挿す」は間違いなので使わないように気を付けてください。(笑)
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