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キリンの生態とは?詳しく解説!


キリンといえば細長い首と身体中に張り巡らされている斑点模様が特徴的な動物ですよね。

のんびりとしているイメージがありますが走ると非常に速く、時速約50~60kmで走ることができます。

この数字は人類最速と言われているウサイン・ボルトさんの時速約45kmを大きく上回っています。

さて、そんなキリンですがどのような生活をし、どのような特徴を持っているのかご存知でしょうか?

今回はキリンの生態について詳しく解説させていただきたいと思います。

早速見ていただきましょう。

目次

キリンとは?

キリンの写真

名前 キリン
英語 Giraffe
学名 Giraffa camelopardalis
分類 偶蹄目 キリン科 キリン属
体長 ♂約4.7~5.3m ♀約3.9~4.5m
体重 ♂約0.8~1,9t ♀約0.6~1.2t
生息地 アフリカ大陸中南部
草 果物 葉っぱ

キリンとは偶蹄目キリン科キリン属に分類される動物で、アフリカ大陸の中南部に生息しています。

キリンは乾燥帯を好んでおり、サバンナや乾燥した草原などに生息しています。

食性は草食草や果物、葉っぱなどを食べて生活しています。

また、キリンの細い体つきからは想像しがたいですが一日のうち半日は食事をする時間となっています。

そのため食事量も非常に多く、一日に約60~70kg草や葉っぱなどを食べています。

参考 キリン コトバンク

キリンの生態とは?

キリンの写真

キリンはどのような生活をし、どのような特徴を持っているのでしょうか?

この項目ではキリンの生態について詳しく解説させていただきたいと思います。

首が長い

キリンの写真

キリンの特徴といえばやはり長い首ですよね。

キリンの首の長さは約2mで、オスの全長約5.3mと比べると体の約三分の一程度が首になっているということが分かります。

これだけ首が長いと骨も相当な数になりそうですが、実際のところは7本と少なく人間の首の骨の数と同じです。

また、キリンの首が長い理由についてはこれまでに「高い所に生えている葉っぱを食べようとしたら伸びた」や「環境に順応するために突然変異した」など様々な推測がされてきました。

ですがどの説も証拠不十分であったため、結論にたどり着くことはできませんでした。

参考 キリンの首はなぜ長いのか?詳しく解説!

少数の群れで行動している

キリンの群れの写真

キリンは少数の群れを作って行動しています。

基本的に10頭~20頭ほどの群れで行動することが多く、そのほとんどがオスのキリンを中心として作られています。

ですが外敵からの襲撃や何かしらの危機が迫った際には群れ同士が集まって数が多くなることがあります。

一時的なものなので数が多くなることはあまりありませんがごく稀に群れの総数が100匹を超える時があるそうです。

また、キリンの群れはメンバーが入れ替わりが激しいため同じメンバーでいることはほとんどありません。

ちなみに群れは必ずしもオスとメスで構成されているのではなく、オスしかいない群れが作られる時もあります。

足が速い

足元の写真

冒頭にちらっと解説しましたが、キリンは足が速い動物です。

持久力はあまりありませんが時速約50~60kmで走ることができます。

また、足が速いと外敵から群れで逃げている時に逃げやすくなるというメリットが生まれます。

そもそも動物が群れを作る理由には数の暴力で外敵を威嚇したり食べられるリスクを減らしたりなど様々な目的が存在します。

群れを作ると個体数が増えるので単独行動をしている時よりも襲われるリスクがグッと下がります。

つまり、足の速いキリンが群れを作ると外敵に襲われる確率をかなり下げられるということが分かります。

ショートスリーパーである

美しい女性の写真

キリンはショートスリーパーの動物です。

その理由は身の安全のためで、寝ている間に外敵から襲われないようにするためです。

実際に眠る時間は一日に数分~数十分で、今いる場所が100%安全であれば長時間眠ることもあるそうです。

例えばキリンが生息しているサバンナには外敵であるライオンも生息しています。

ライオンは殺傷能力に長けているのでひとたび襲われてしまえばひとたまりもありません。

キリンは眠る時間を減らしてなるべく相手に隙を与えないようにしています。

草や葉っぱから水分補給できる

葉っぱの写真

キリンは草や葉っぱから水分を補給することができます。

キリンはサバンナや乾燥した草原などの乾燥帯に生息しているため池や川などで水分を補給をすることができませんが、草や葉っぱから水分を補給することができるので全く問題がありません。

ちなみに草食動物は雨季から乾季になると水分を求めて大規模な移動を行いますが、キリンの場合は草や葉っぱで事足りるので移動する手間も省けます。

ほとんど鳴かない

キリンは大人しい動物であるため鳴くことはほとんどありません。

そのため鳴き声を聞いたことがない動物園の職員の方もいるそうです。

また、全く鳴かないのかと言われると勿論そうではなくて鳴く時は「モー」と牛のような鳴き声を出します。

鳴き声が牛に似ているのはキリンと牛が同じ偶蹄目に属していることが関係しているのかもしれませんね。

まとめ

キリンの生態について解説させていただきました。

今回紹介させていただいた生態をまとめると次のようになります。

・首が長い

・少数の群れで行動している

・足が速い

・ショートスリーパーである

・草や葉っぱから水分補給できる

・ほとんど鳴かない

キリンは草や葉っぱなどから水分を補給できる優れた能力を持っています。

この先何十年、何百年と生き残っていく動物なのかもしれませんね。

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