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ジンベエザメの生態とは?詳しく解説!


ジンベエザメといえば大きな体が特徴的な動物ですよね。

海遊館や美ら海水族館などの水族館では目玉の魚として扱われています。

さて、そんなジンベエザメですがどのような生活をし、どのような特徴を持っているのかご存知でしょうか?

今回はジンベエザメの生態について詳しく解説させていただきたいと思います。

早速見ていただきましょう。

目次

ジンベエザメとは?

ジンベエザメの写真

名前 ジンベエザメ
英語表記 Whale shark
学名 Rhincodon typus
分類 テンジクザメ目 ジンベエザメ科 ジンベエザメ属
体長 約5~20m
体重 約7~20t
生息地 アメリカ インドネシア オーストラリア カンボジア 日本など
小魚 プランクトン

ジンベエザメとはテンジクザメ目ジンベエザメ科ジンベエザメ属に分類される魚で、アメリカやインドネシア、カンボジアなどに生息しています。

ジンベエザメは暖かい海を好んでおり、熱帯や温帯、亜熱帯などの海(主に緯度30度~50度の地域)に生息しています。

食性は肉食で、海で泳いでいる小さな魚やプランクトンなどを食べて生活しています。

また、ジンベエザメは横幅も広く口の幅は約1.5mになるそうです。

ちなみにタイヤのような皮膚はとても分厚く、弾丸ですら貫通することができないと言われています。

参考 ジンベエザメ コトバンク

ジンベエザメの生態とは?

ジンベエザメの写真

ジンベエザメはどのような生活をし、どのような特徴を持っているのでしょうか?

この項目ではジンベエザメの生態について詳しく解説させていただきたいと思います。

魚類の中で最も大きい

ジンベエザメの写真

現状ジンベエザメは最も大きな魚類です。

先ほども紹介しましたが最長約20m、最大約20tにまで成長します。

ですが体の大きさが約20mまで成長するのはかなり稀な例で、ほとんどのジンベエザメが約10~13mほどで成長が止まってしまうそうです。

しかも成長が止まる明確な原因はまだ解明されていません。

いつも食べている餌や住んでいる環境が影響を与えているのでしょうか。

背中に水玉模様が刻まれている

ジンベエザメの写真

ジンベエザメの背中には水玉模様が刻まれています。

この模様は個体によって微妙な違いがあり、研究や観察などにも非常に役立っています。

また、ジンベエザメという名前は和服の甚平を参考にして付けられたものです。

甚平→ジンベイ→ジンベエというように変化していき最終的にジンベエザメとなりました。

単独行動が多い

狼の写真

ジンベエザメは単独行動が多い魚です。

そのため餌の調達も単独で行っており、太平洋を中心として世界中の海(熱帯や温帯、亜熱帯の海)を回遊します。

餌が豊富にある海域では一時的に群れができる場合もあるそうですが、食べ終えると直ぐになくなります。

また、外敵がほとんどいないことも群れを作らない理由の一つとして考えられています。

ジンベエザメの外敵はシャチくらいで、しかもシャチは自分より大きな生き物を襲いません。

そのためジンベエザメは群れを作らなくてもほとんど問題がないということが言えます。

プランクトンなどの小さな餌を食べる

プランクトンの写真

ジンベエザメはプランクトンなどの小さな餌を好んで食べる魚です。

プランクトンの他にも小魚や海藻などもジンベエザメの捕食対象です。

餌を食べる際には口を大きく開けて海水ごと飲みこみます。

穏やかな性格をしている

海岸の写真

ジンベエザメはとても穏やかな性格をしています。

そのため餌以外の魚に危害を加えることがほとんどありません。

また、これは人間に対しても言えることで外国では海面近くのジンベエザメ一緒に泳ぐ方がいるそうです。(笑)

また、日本でもジンベエザメと一緒に泳ぐことができる企画が存在するそうです(個人的に行うのはとても危険なのでやめてくださいね)。

 

まとめ

ジンベエザメの生態について解説させていただきました。

今回紹介させていただいた生態をまとめると次のようになります。

魚類の中で最も大きい

背中に水玉模様が刻まれている

単独行動が多い

プランクトンなどの小さな餌を食べる

穏やかな性格をしている

ジンベエザメはのんびりと泳いでいる姿が非常にかわいい魚です。

まだ見たことがないという方は是非一度水族館へ足を運んでみてください。

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