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ブリの生態とは?詳しく解説!

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皆さんはブリといえばどのようなイメージがありますか?

「冬に旬を迎える魚」、「暖かい海に生息している」など様々なイメージがあると思います。

成長するにつれて名前が変わる出世魚としても知られていますね。

さて、そんなブリですがどのように生活し、どのような特徴を持っているのか気になりませんか?

今回はブリの生態について解説させていただきたいと思います。

早速見ていただきましょう。

ブリの生態とは?

ブリの写真

RERE0204さんによる写真ACからの写真

ブリの生態に迫る前にブリの基本情報について軽く紹介させていただきたいと思います。

ブリの基本情報についてまとめると次のようになります。

基本情報

名前 ブリ
英語表記 Yellowtail・Japanese amberjack・Hamachi
学名 Seriola quinqueradiata
分類 スズキ目 アジ科 ブリ属
体長 約60~100cm
体重 約3~8kg
生息地 オホーツク海 日本海 太平洋 東シナ海
甲殻類 頭足類 小魚

黄色い尻尾を持っていることから英語表記は「yellow tail」となります。

成長前のイナダやワラサなども同じく「yellow tail」となります。

また、「Japanese amberjack」や学名の「Seriola quinqueradiata」も同じような意味となります。

これらは全て「ブリ属の魚」と覚えておくと良いかもしれませんね。

ちなみにアメリカでは「yellow tail」を「Hamachi」と表記することもあるそうですよ。

「Hamachi」はブリが成長する前の名前ですが、アメリカは魚の名前が変わる文化がないため統一されているそうです。

そのため成長前のワカシやイナダ、ワラサなども同じように「Hamachi」と表記します。

それでは本題のブリの生態について解説させていただきたいと思います。

ブリの生態その1 日本を中心に生息している

世界地図の写真

ブリは日本を中心に生息している魚で、オホーツク海・太平洋・日本海・東シナ海などに生息しています。

先ほどブリは暖かい海を好む魚であるということを紹介しましたが、オホーツク海のような冷たい海に生息しているのはつじつまが合わないですよね。

なぜそのような場所に生息しているのでしょうか?

その理由は地球温暖化による海水温の上昇が原因です。

地球温暖化によって海水温が上昇したことで生態系が乱れてしまいました

その結果オホーツク海に本来そこに生息するはずがないブリがどんどん増えていきました。

参考 北海道でブリが豊漁 !? 海水温上昇で、とうとう北の海にもブリが…。 tenki.jp

ブリの生態その2 冬から春にかけて産卵期を迎える

ブリは冬から春にかけて産卵期を迎えます

産卵は九州地方を中心に行われ、山陰地方の北部や土佐湾なども該当します。

生後3年ほどになると産卵を行うようになり、大きさが約1~1.5mmほどの卵を100~150万個ほど産みます。

産卵を行う時期は場所によって異なり、冬から春になるにつれて北上していきます。

産卵を行う場所と時期をまとめると次のようになります。

・東シナ海 2月~

・薩南諸島周辺 3~4月

・土佐湾と対馬海峡周辺 4~5月

・山陰地方の北部 6月~

ブリの生態その3 暖かい海を好む

海の写真

ブリは暖かい海を好む魚です。

九州地方周辺で産卵を行っているのもブリが暖かい海を好んでいるためです。

卵からかえったブリの稚魚(モジャコ)は生まれてしばらくの間は「藻」に絡みついて生活し、ある程度まで成長すると「藻」から離れて自分の力で生活をするようになります。

「モジャコ」と聞くと「じゃこ」や「しらす」などの仲間なのかと思われがちですが、これらは全てニシン目に分類される別物の魚なので注意してください。(;'∀')

ちなみに、この「藻」と一緒に対馬海流や黒潮の流れに乗って日本海や太平洋へ流されていくこともあります。

ブリの生態その4 肉食の魚である

ライオンの写真

ブリは肉食の魚です。

イワシやアジなどの小さな魚を食べることが多く、噛まずに丸飲みしてしまいます。

そのためブリをさばこうとした時に体の中に小さな魚がいることも少なくありません。

スーパーの鮮魚コーナーでお勤めの方や釣りをよくする方ならこのような場面に遭遇したことがあるのではないでしょうか。

また、魚の他にもエビやカニなどの甲殻類、イカやタコなどの頭足類も捕食することが確認されています。

ブリの生態その5 群れを作る時とそうでない時がある

魚の群れの写真

ブリは群れを作る時とそうでない時があり、どちらかといえば群れを作らない時の方が多いです。

動物が群れを作るのは外敵や餌を見つけやすくするためですが、モジャコがブリにまで成長するとこれらは全て自分1人でもできるようになっています。

「群れを作らない」というより「群れを作る必要がない」といった方が正しいかもしれませんね。

逆に群れを作ることで目立ってしまい、ブリの外敵であるサメなどに気づかれやすくなってしまうこともあります。

外敵から身を守るために群れを作った方がいいのではないかと思いましたが、作っていないことを見るとそっちの方がブリにとってはメリットが大きいのでしょう。

ちなみにブリが群れを作る時は全て同じ方向を向いて泳いでいるそうです。

ブリの生態その6 冬に旬を迎える

ブリの刺身の写真

かずなり777さんによる写真ACからの写真

ブリは冬に旬を迎えます

ブリはプランクトンを求めて秋ごろから北上し、たっぷりと食べた後に南下します。

南下している時に水揚げされるブリは脂がたっぷりと乗っているため非常に美味しくいただくことができます。

逆に夏ごろに水揚げされるブリはプランクトンを食べていないため脂の乗りがイマイチです。

その上アニサキスなどの寄生虫が混入している可能性が上がります。

そのため冬に食べる方が美味しく、安全にいただくことができると言えるでしょう。

ブリの生態その7 交配された種類が存在する

 

ブリには交配された種類が存在します。

ブリが交配して生まれた子はヒラブリまたはブリヒラと呼ばれており、交配の相手はヒラマサという魚です。

ブリとヒラマサが自然界で交配を行ったのではなく、近畿大学の水産研究所で人工的に行われました

近畿大学の水産研究所は冬に旬を迎えるブリと夏に旬を迎えるヒラマサを交配するとより美味しい魚が生まれるのではないかと考え、研究を続けていました。

その結果1970年にブリとヒラマサの交配に成功し、商品化することができました。

今までは近畿大学水産研究所(飲食店)やベイシア(スーパー)で購入し、食べることができましたが、2020年現在での購入手段は不明です。

参考 ヒラブリ コトバンク

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ブリの生態について解説させていただきました。

今回紹介した内容をまとめると次のようになります。

日本を中心に生息している

冬から春にかけて産卵期を迎える

暖かい海を好む

肉食の魚である

群れを作る時とそうでない時がある

冬に旬を迎える

交配された種類が存在する

ブリには食中毒の原因となるアニサキス(寄生虫)が混入していることがあります。

食べる時には十分に注意してくださいね。

というわけで今回は以上となります。

お楽しみいただけたでしょうか?

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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